音楽性とDTM

さて、なにやら難しいタイトルをつけてみましたが、そこまでの文章力や知能はあいにく持ち合わせていません。でも一生懸命書くので読んでくれると嬉しいです。

先日、公開した曲と日記を読み返し、さらには周りの無反応さに冷静に自分なりの答えをだしてみました。

結論から言うとクオリティが低く、個性的でない曲、平凡な展開など、聞き飽きたメロディー。こういうことが致命傷だと思います。確かにクオリティが低い、曲の目的もギターの録音等、今後のための練習曲に過ぎないものを公開したことが間違えだとは思う。また、個性に欠けてるようなメロディー、周りからしたら「聞き飽きた」のでしょう。一応作る点ではその「聞き飽きた」を消したくて制作に取り掛かったが、結果、何も変わらず、平凡なものを生み出してしまったのだ。自分なりの考えで述べると、とにかく新しい音楽を生み出さなければ目を向けてはくれないのだろうと思う。いつも試行錯誤の繰り返しなのだ。

The Show Boothを開いて、前サイトより目的を持った音楽をテーマに展開してきたが、一曲一曲出すたびに音楽性が変わっていくのは、やはりより多くの人気を得るため、間違いなくそういえる。

Show Booth第一子「World Revolution」この曲は一番好きな音楽メロスピの典型的アレンジ。DTMメタル界の誰よりも疾走を胸に作り上げたこの曲は、とにかく終始疾走と心地いいストリングス、キラキラしたキーボードとまさに自分の中のメロスピそのもの。DTM界でよく耳にする正統派メヴィメタルや、パワーメタル的なノリではなく、あくまでもメロスピを意識した曲でした。今現在でも自分の中では上位を行く曲ですが、周りの反応は薄く、あまりいいものとはいえませんでした、それがきっかけとなり、より多くの人が聞ける場所「撃墜王2nd」へと続くのでした。

Show Booth第二子「World Revolution (Revisited) 」メロスピは俺だといわんばかりの堂々とした気持ちで望んだ撃墜王、逆に撃墜されてしまったのは今ではいい思い出。疾走の限界を感じたのもこのときだったと思う。基本的にはオリジナルを基としているものの少しテンポを上げたり、ストリングスを派手にしたり、参加条件のリフを加えたものになっています。結果は、真ん中より上でまずまずでしたが、一つここから新しい葛藤が始まりました。撃墜王2ndのテーマはリフということもあり、勝手にヘビネス路線を行くスロウテンポな曲が多いと思っていた中も何人かは疾走曲を入れてきて、少なからずメロスピと思うような楽曲もありました。人と同じではやれないと悩みだすようになり次の楽曲へと進みました。

Show Booth第三子「The Desicive Battle 〜New Age Culture〜」メロディックスピードメタルからの脱却。メロスピ、正統派など多い中、メロディックデス要素を取り入れた楽曲は少ないのではないか?一つの疑問を見つけ形にした作品がこの曲です。随所に疾走らしさは残るものの、メロスピではなくメロデス要素をなんとか詰め込んでみました。こちらはセレスティアに出展した作品ですが、やはりこれも依然同様の結果。これ以上伸びないのは自分のセンスなどを疑うしかない。それともクオリティハイを求めているのか…なにしろ何もわからないのでただ有耶無耶に曲を作るだけだ。

Show Booth第四子「Crazy Motor Cycle 〜Are You Ready?〜」平凡な音楽からの逃避。が逆に平凡なロックになってしまったようでかなり辛い。メロデスやエクストリーム要素を取り入れたSoilworkのような音楽を求め作ったのだが、明らかに技術が足りない、機材の能力不足も否めず、結果は惨敗。ここへ来て初めて今の機材の限界をしった。技術が足りないのは元々わかってはいましたが…ここから先、伸びるためには機材を一新する必要があるのかな…

この曲まで終えて今曲作りに対する意識は、ぶち壊れ狂った音楽を作りたいと思う。それは平凡ではなく、激しさも行き過ぎた、限度を超えたものを作って次の挑戦をしようと思う

また、こう文章にすると、ただ単純に誰にも聞いてもらってないとしか思えないのだが…しかし、目を引く曲を作らなければ誰にも聞いてもらえないのではないのか?と非常に難しい問題にぶち当たった気がする。有名になった人たちはどうやって上り詰めたのか、その努力は本人以外誰にも知ることは出来ないんだなあ…俺はまだCDとか出すわけでもなく、一人の自己満足のためにやっているだけであって、そこまで悩む必要はないような気もするけど、やってる以上はやはり多少の有名さは欲しいのでこう日々悩み続けてるわけですが…

果たして何人の音楽家、音楽好きが目を通してくれてるのでしょうかね。